下家 弘 [舞台部]  2004.9.6
8月31日
えー、8月23日付けで入団いたしました下家弘(げやひろし)と申します。宜しくお願いします。最初の日記ということで、自己紹介などしようと思います。
1983年2月25日、北海道は留萌市の藤田産婦人科にて下家家の長男として生を受けまして、その後すくすくと育ったり、誤って2階の窓から落ちたりしながら、同市の留萌高等学校へ入学。演劇部に入部し、男子1人という今とあまり変わらない状況でお芝居をしていました。当時は、唯一の男手ということで大道具を担当したり、一度だけ演出をやってその芝居がコケたりしていたんですが、本業は役者です。
無事、高校を卒業したあとは北海学園大学へと進学し、そこでも演劇をやっていました。とはいえ、さほど器用な人間ではないので芝居自体は巧くないです。下手の横好きってやつですね。
それから何やかやと思うところがあり、退学しまして、芝居をする場所がなくなった訳ですが、ここが下手の横好きの悪い所。やりたくなるんですねぇ、これが。知り合いの芝居を観に行ってはウズウズして、フラストレーションの塊と化していましたよ。そんなある日。また芝居を観に行ってウズウズして、家でパンフレットを見返していた時にメンバー募集のチラシが。これだ、と。直感に近い感覚です。早速電話したところ、「この電話はお客様の都合により…」えっ!?びっくりしましたねぇ。じゃあ今度はメールだ!となって送ったところ、それも返ってくるんですよ。そんなぁ…、と思ってよく見たら何の事はない、アドレスの「.com」を付け忘れていたんですね。そして再度送信して、やっと連絡が取れ、現在に至るという、まさに勢いだけで入団した感じです。そんな私ですが何卒宜しくお願いします。

9月1日
今日から9月ですね。もう秋です。一つ思うんですが、秋ってなぁあれですね。「恋しくなる」季節ですね。食欲の秋だスポーツの秋だとよく言いますけども、要は食べ物とか運動が恋しくなる。そんな季節なんじゃないかと思います。と、ガラにもないことを言ってみましたが、さておいて。
昨日は演劇を始めたきっかけから入団するまでの経緯をここに書いたんですが、今日は趣味の話でもしようと思います。といっても元来、無趣味な人間でしてこれといってないんですが、強いてあげると料理と音楽です。料理はですね、最近は全然やってないんですが以前は結構自炊派だったんですよ。一人暮らしなもので。得意なのはハンバーグとか、あと炒飯とか。パッと作れるものですね。たまに友達と鍋とかしたりしてます。
2つめの音楽ですが中学3年の冬に山崎まさよしに感銘を受けてギターを始めました。もう7年目ですか。早いもんです。といっても趣味ですから、コード押さえてジャカジャカ弾いてるだけなんですけどね。基本的に弾き語りです。ギター一本で聞かせるなんて出来ません。まあ、そんな感じです。ってかこれ日記じゃないですよね?

9月2日
実家に帰ってきました。実家ってのはいいもんです。ひさびさにのんびりしましたね。あとこっちは涼しいです。港町なので潮風がいい具合に吹いてて。気持ちいいです。別に用事がある訳じゃないけどたまに帰るとなんかホッとする。実家。一人暮らしで良かったと思います。

9月3日
札幌に戻ってきました。あわただしい。もっとゆっくりしたかったんですがバイトの都合でやむなく。バスに2時間半ほど揺られてきました。家の中は締め切っていたせいかやたら暑かったです。ムアっと、こう、粘っこい、嫌な暑さです。何もやる気がしなくなります。軽〜いホームシックのような気分です。ボーっとしますね。こういう時は。咳をしても独り。正岡子規の気持ちが分かる気がします。

9月4日
今日は9月最初の稽古日でした。自分にとっては3回目の稽古です。実を言いますと、CAPSULEのお芝居は見たことないんです。ごめんなさい、こんなんで。で、まあ、見たことがないので、今回は普通に観客としての楽しみというのがある訳です。もの凄い楽しみです。だから極力、稽古風景は見ないように、必要最低限だけ見るように努力しています。といっても役柄上(舞台部です。)見ざるを得ないんですよねぇ、これがまた。でも良いんです。これから見るお芝居とか映画の話をされても平気だという、非常に得な性格なので。楽しめちゃうんです。というか楽しむんです、自ら。
あと余談ですが、稽古場日誌を書き始めてから、自分は文章をブツブツ区切る癖があることに気づきました。学生時代の作文とかレポートはこんなんじゃなかったのに。いつからなんだろう?謎です。

9月5日
ひさびさに丸一日空いてヒマです。といってもこれからバイトですが。深夜のコンビニで働いてます。昔は朝7時から、夜11時まで営業してたコンビニです。ヒマなので、1日中仕事に備えて寝たり、本読んだり、笑点見たりしてました。歌丸さん元気になったなぁ。木久蔵さん黄色いなぁ。こん平さんの声はちょっと心配。ホントに何にもない1日です。本でも読むか。東野圭吾はいいなぁ。波長が合うってのかなぁ。うん、何かいい。読みやすい。あ〜あ、眠くなってきたな。最後の一眠りしようかな。もう7時だし。寝とかないとキツイし。寝よ寝よ。お休みなさ〜い。(今日の夕方からの心の声でした)

9月6日
よく見る夢の話。これが嫌な夢なんですよ。あらすじはほとんど一緒で、ある日突然、特殊能力に目覚めるんですよ。空を飛べたり、気功で敵を倒せたり。で、いい気になって使いまくるんですね。そうして数日が過ぎて、気がつくと何かの組織に狙われてるんですよ。捕まりたくないから逃げますよ、能力も駆使しながら。で、最終的に追い詰められるんです。でもこっちには特殊能力があるもんね〜、捕まらんもんね〜。って思ってたら、その能力が土壇場になって使えないんですよ。ウソ!何で?何で!?ってパニックに陥ってる間に銃でズドン!とやられたり、鉄パイプでガツン!とやられて目が覚めるんです。脂汗ダラダラ。しかも恐怖とか焦燥感が鮮明に残ってるんです。大体月に1回見ますね、こんな夢。てかついさっき見ました。それでこの話題です。怖いです。起きたら泣いてたりします。皆さんはこんな夢見ませんか?
ということで(どういうことだ?)、今日でこの日誌をつけるのも終わりです。1週間、主に自分のことばかり書いてしまいましたが、楽しんでいただけたら是幸いです。それではまたいつか。

 

 

小川 尚子 [演出補]  2004.8.31
23日(月)稽古場。
HP担当の寺元さんから日誌を依頼される。あれ?と思ったら寺元さんより『大村さんと大江さんに頼んでるんですけど書いてもらえないんで・・』
やっぱりか。CAPSULEのマイペース担当の大村さんとのんびり担当の大江さんだしなー。『はーい』と返事をしまして、今回はわたくし鬼担当の小川がお届けします。

この日は見学の方がお見えでして、制作の長澤さん、宮田さんが見学者さんと和やかに会話するのをちらりと見つつわたくしどもは稽古でございます。
稽古の内容は詳しくあかせませんが、途中松本さんが凄く喜ぶことがあり、御本人は大層なお喜びだったのですが、ポイントがやっぱり解りませんです。謎多き方です。

稽古後のミーティング、というか帰りの会にて、見学者さんが入部?入会?まー仲間におなりになりました。下家くんです。男子です。殿方です。大江さんに弟が出来ました。そんな感じです。実際ちょっと似ています。大変寡黙な方ですが、それは入部に盛り上がり、挙げ句ゲストそっちのけで会話が進む我々に困惑?してたのかもしれません。ごめんなさいねぇ、こういう人達なのです。

帰りに大村さんに『稽古場日誌書く?』と聞いたら『今日書いて出すわー。』と。しかしそこは大村さんなので、寺元さんと2人で『どーだろねぇ。』と言?明言は避ける。
この日はお休みだった大江さんから『御飯食べにいくの?』とメールがきたので、入った下家くんも連れて御飯へ。武田さん・長澤さんの原付班と、寺元さん・宮田さんの自転車班、下家くんと私の徒歩班に分かれていつもどおりドンキーへ。久しぶりに会う大江さんがすごく痩せてて、負けられん!と思いました。
大江さんにも日誌は?って聞いたのになんだかうやむやに。どうなるんだろう。


30日(月)稽古場。
この日は更に入部者が!佐藤さんです。女子です。姫君って書こうと思ったのですが、うちには姫君担当がいらっしゃるので、割愛させていただきました。
長澤さんの妹分です。大きさが(失礼)。若い娘が増えました。へへへ。

この日大村さんが発熱でお休み。武田さんは風邪なので、厚着でマスクで完全防備で参加。季節の変わり目に敏感というか、虚弱体質というか。これから寒くなるし、みんな気をつけて。
案の定大村さんは日誌を出していませんでしたので、わたくしが先に書くことになりました。

すっかりオリンピック三昧な日々を過ごしておりました。この日も閉会式を最後まで観てました。『誰も知らない』を観にいったりとか、『新選組』で号泣したりとか、色々あったんだなぁ・・。

 

 

寺元 彩乃 [出演]  2004.8.22
8月7日 水と油『スープ』
人の数に圧倒。すごい数のお客さんです。
パワーに圧倒。すごい、すごいよ、この人たち。
おもしろかったぁ。実に。
とにかく刺激を受けた舞台でありました。

8月8日 深川
とあるイベントを手伝うために深川へ。
晴天に恵まれて、青空と真っ赤な夕焼け。実にきれい。
このまま深川にて宿を取るが、9日は月曜日。もちろん仕事。
早朝に起き、地獄間際の早朝ドライブで帰宅。
運転手がかなり眠そうで、そうとう危険。無事、帰宅できて幸せです。

8月9日 稽古
大村氏が欠席。
現在、台本を読んで、配役を決めたりしています。
11月の公演、どんな公演になるのやら。現段階では我々にもわかりません。
そして、そろそろ面白いことがあっても、「公演の内容に関わるからDiaryには載せられないよぉ」ってなことが増えてきます。
Diary担当者泣かせ月間突入です。

8月10日 さっぽろ村ラジオ『ゆけゆけコンカリ』
今回はゲストがおりません。
そこで、前日の稽古時に「明日、遊びに来ませんか」と勧誘活動を展開。
見事引っ掛かった長澤氏が喋りに来る。
めちゃくちゃ喋った。ベラベラ喋った。
時間がなくなるぞってくらい喋った。
たまにはこういう回があっても良いね。
CAPSULEのメンバーは、時間が合ったら遊びに来ると良いよ。

最近はオリンピックを観ております。
正しくは、オリンピックの男子体操だけ観ております。
男子体操のある日には、小学生と同じような時間に就寝。体操の時間起床。
寺元母に「マニアック」と呼ばれる観点にて、男子体操を凝視。
イヤホンつけて、夜中に「お〜」などと声をあげる。そんな迷惑な生活。

 

 

松本 奈緒子 [出演]  2004.8.11
日誌担当期間に稽古がないなんて初めて。
どうしようかと思いましたが、他のメンバーの日誌を読む限り「あっ!別に何でも良いのね?」というとがわかりましたので、今回は温泉日誌に替えさせて頂きます。
松本は年始に『月1回温泉に行く』という目標を掲げてまして。
それをきちんと実行しているものですから、この機会に『上半期・温泉思い出話』を記念に書いちゃおうと思います。


1月 <ピパの湯 ゆ〜りん館>
武田美穂氏と1月2日に行きました。
とてもとても道に迷いながら、たっぷりたっぷり武田氏にキレられながら、やっとの思いで着きました。
中に入ると新しいにおいがプンプン。イイ感じです。
お風呂に入ると女体がわんさか。それも比較的ぷっくり女体がわんさか。
あんなにいっぺんに女性の裸体を見たことがないわってくらいのわんさかさ。
ちょっとおもしろかったです。
なので、ここのお風呂はどうだったか?と思い出しても、おもしろさしか思い出せません。青の洞窟にも入ったけど......おもしろかったとしか......。あっ!武田美穂さんの肌はとってもキレイなの。惚れ惚れしちゃうくらいなの。女湯入ってもノープロブレムなほどなのよ。
帰りは江別あたりでラーメンを食べて帰りました。


2月 <石狩温泉 番屋の湯>
一人で出かけました。平日の午前中でもそれなりにお客様はいるのです。さすが有名温泉です。
えっと、大好きです。すごく好き。露天風呂でポーっと海を見て考え事をするのもいいんだけど、それより2階の休憩所が好き。窓側の椅子に座って海を見ながらまたポーっとする。好き好き。Love Loveです。
生まれて初めての一人ぽっち温泉。なかなか良いものでしたわ。


3月 <ゆのや>
新道沿いにある温泉。車で通るたびに私を気にさせる温泉。いつか行ってやろうと思っていたので行ってみた。
その前に、失敗したら嫌だから武田氏に事前調査をする。
その答えは、母親との悲しい思い出話。他人が聞いたら爆笑話。
......まあ、行ってみよう。
悪くはなかった。気軽な感じ。露天風呂があってビックリ。こんな車がブンブン通る場所なのに!?ってなコトでビックリ。
温泉後、確か武田氏と長澤氏と合流して会議なんかをした記憶がある。
私一人、かなりラフな格好だったのを憶えている。


4月 <ふしこの湯>
私が温泉を選ぶ基準の一つに“新しさ”がある。なので今までの3つはどれもその基準をクリアしておりウキウキだったのです。
今月はどうしようか?と考えていた時、「ふしこの湯っていう温泉があるのを車から見たよ。駐車場広そうだから新しいんじゃない?」
って声を聞きまして。「よし!そこにしましょう。」と決めたのです。
でも不安だったので、またまた武田氏に事前調査をするのです。彼女はあっさりと「知らない」とおっしゃりました。
《伏古近辺に詳しい武田氏が新しくできた温泉を知らないなんて!これは自分の目で確かめてみよう!!》
と行ってきました、ふしこの湯。あなたの町にも1つはあるというような銭湯でした。
駐車場は他の店との共同だったのでまあまあの広さがあり、ちょうど外装の工事中だったらしく、新装オープンに見ようと思えば見れるようなたたずまいでした。
迷いに迷ったけどせっかくだからエイっと入ってみました。
銭湯は生まれて初めてで右も左もわからないでいると、番台に座っているおばあちゃんに「初めてかい?」と聞かれてしまいました。
もう『時間ですよ』のまんまでした。
あの雰囲気良いですね。古いのも悪くないですね。 温泉後ドライヤーを借りに武田宅に行き、その後稽古に行ったのを憶えております。


5月 <天然温泉やすらぎの湯 北のたまゆら>
良いですねー。まだできたばかりだからお客様もウヨウヨいるんだけど、洗い場もいっぱいあるし、いろんな種類のお風呂もあるから、全く混んでる感じがしないのです。露天風呂もあってとっても良い感じ。
このことを大村りんに言ったら「私も行く!」というので、5月は2回も同じ温泉に行きました。
大村りんとの待ち合わせ場所は<湯舟の中で>。
<たまゆらの前で>とか、<受付の前で>とかではなく、<11時に湯舟の中で>。
後で考えるとあんなにウヨウヨいる中で、いっぱいお風呂がある中で、大村りんを見つけることができるのだろうか?と心配になっていたけれど、風呂場に入ってすぐに「マツモトー」との声が。ジェットバスにつかっている裸んぼの大村りんがおりました。
二人で「こんなにいっぱい人いるのにすぐに見つけられた。すごいねすごいね。できるもんだね。」とはしゃいでおりました。
あがった後は、おいしいソフトクリームを食べながら休憩所でおもいっきりくつろいでおりました。


6月 <岬の湯 しゃこたん>
すごいです。今までの温泉の露天風呂の中で一番好きです。ずーっと湯舟に入っていられます。
湯がしょっぱいのなんて気にしません。虫がでますという注意書きなんて気にしません。
景色の素晴らしさに感動です。
お風呂からあがった後は、畳の部屋でゴロゴロとゲームボーイアドバンスです。
幸せです。

なんだかとっても長い日誌になりました。
いや、気にしない。またの機会を狙い下半期も必ず書いてやります!

 

 

武田 美穂 [作・演出・出演]  2004.8.4
バファリンの半分はやさしさでできているらしいが今の自分のほとんどは乳酸でできている。
次回公演延びましたねっ。て、うかうかしていたらもうすっかり7月。
否、正確にはこの文章を書いているのはもうすっかり8月。
提出期限を10日ばかり過ぎている。だから怒られる。そんで慌ててる。なので文章も滅茶苦茶なのさっ。
でも書かんと。書かねばならぬと。いくら今の時期の自分が脚本やら企画書やら宣伝写真やら稽古スケジュールやらその他諸々でバタバタしてても書かねばならぬと。
いくら私的な事で色々あっても会社の仕事が最近忙しくても自分の精神状態がぐずぐずでコントどころの騒ぎではないのだが、で・も・書かねばならぬと。
そいう事なので書きます。以下ぐずぐず文。

7月21日水曜日は久々の稽古だったんすよ。なんで久々だったかっちゅうと皆様各々忙しかったり、自分も例に漏れず色々忙しい中で脚本執筆と通常稽古を平行してやるのは厳しいのでちょっと期間を戴いていたりしたせいなのだけれども。
そんな感じでその日の稽古には次回公演の台本が初めて出るということになっていたわけ。台本出るったって黙ってて出て来るものならそりゃ有り難い話なんだけど、出るということは自分が書くという行為をせねばならぬわけで、そこんとこが大変に辛く厳しいのだけれども。
その日の数日前、役者のO村さんからメールが来る。
「台本楽しみにしてます。」
恐ろしく短い文章で恐ろしい程のプレッシャーを感じる、心に残る名文を頂戴す。

んで、21日。それなりに自分は頑張った。それなりに自分は書いた。先ずは3本分途中まで。
まぁ今日のところは読み合わせが出来ればいいんだよ! 雰囲気が伝わればいいんだよ! オチなんてまだ決まってないんだよ! 寧ろオチなんてなくてもいいんだよ!
そんな強気スピリッツで稽古前、会社にて通常業務に勤しんでいたら、午後あたりからちょっと胃が痛くなる。台本稽古初日というのは脚本担当にとって一番恐ろしい日なのだ。過去4回も経験しているのにちっとも馴れないのだ。
何故ならば、痛烈な批判・辛辣な意見等々、
具体的には、これのどこが面白いのか解らない・こんなことはやりたくない・何となく好きじゃない等々、
を頂戴することが多々あるからだ。
今の自分の鞄の中のファイルにはまだ誰にも見せていない台本が入っていて、面白いと思って書いたもののこれは皆さん絶対やりたくないだろうと思われる演目もあって、そんな感じで胃腸少々キリキリさせつつ、
会社での業務を終え、疲れのせいかふらふらしながら稽古場へ。原付が壊れたので自転車で。体力及び気力の限界を感じて途中からバスで。コンビニで台本コピーして。先にコピー機を使っていた大学生風情の男子3名が自分が並んでいるのは解っている筈なのに喋りながらうだうだやっていて全く急ぐ気配がないので殴りそうになったが。本当に殴ろうかと思ったが。自分は大人なので社会人なので止めて置いてあったやつらのリュックをこっそり踏むという程度に留めたのだが。約10分のロス。あせるきもち。
苛立ちは最高潮・足元はふらふらで稽古場に到着。役者の寺元氏と演出補の小川氏と制作の宮田氏と宮田氏のお知り合いの見学者の方が既に来ていた、筈。疲労の為うろ覚え。
着替えた自分は寝そべってストレッチをやっている振りをしてちょっと休憩したり。こういうのをあんまバラすと怒られる。でもふらふらなんだもの。実際のところ。
程なくして松本氏到着。車なせいかいきなり緑のジャージ姿で到着。
HPの対談で使う為、デジカメを貸してくれと言われていたのでお渡しする。何故だかそれで自分で自分の姿を様々なアングルから多種多様なポージングで撮りまくっている。この写真を公演のパンフに使えと無茶を言う。
続いて大村氏到着。着替えを忘れたらしくジーパン姿で到着。自分がトイレに行ってる間に到着。
戻って来た私には気付かずに松本氏とのトークに夢中。役者から挨拶もされない悲しい演出。
一向に気付く気配がないので、こちらからご挨拶。いきなり「髪伸びた? 何かキモ〜い!」と言われる。いや、伸びたのではなく伸ばしているんですけど…。
すっかり悲しい気持ちになったので制作の長澤氏と河田氏がいつ到着したのか忘れてしまった。でも来てた、筈。

で、出しましたよ。台本。
どうなんでしょうね? 誰も何も言わないのでね。特に役者の方々は何も言わないのでね。いいのか駄目なのかも解らないですよ。
でもそんなことを今更気にしてても仕方ないので稽古します。さくさくとシチュエーションやら動きやらの説明を済ませて時間もないのでいきなり立ち稽古。役者の皆さん迷ってます。次回公演の演目で最もハイテンションなのと最もシュールなのを一度に出すという行為がそれに輪を掛けたんでしょうが。ま、そこは役者なんで、素早く頭切り替えて下さいということです。
その一番テンションの高いであろう台本で批判的意見を頂戴する。やはり…。やはりね…。
しかしそれも実際やってみたら皆いい感じではないの。見た事ないものまねまで披露するではないの。オーディエンス(この場合、稽古を見ているスタッフ陣)は爆笑ではないの。
そんな感じなんでCAPSULEの次回公演は面白いのではないかと思います。メンバーからは何も言われないのでよくわかんないんですけど。多分、大丈夫なんだと思います。大丈夫、な、筈。

そしてあっという間に稽古が終わり、各々解散してメシ行く人はモスへ。
自分も行きましたが何を食べたとか何の話をしたとか全然覚えていない。疲労困憊肉体疲労睡眠不足。
そんな姿を見兼ねたのか、途中から合流した代表の大江氏が車で家まで送って下さった。途中の駅に置いて来た自転車も一緒に搬送して下さった。
どうもありがとうございました。今度ご飯ご馳走します。
って言ったのは思い出した。忘れないようにここに書いておこうと思う。

 

 

長澤 真理絵 [制作] 2004.7.22
まいど。
テレビとか見ないので、最近のタレントさんが全然わからない昭和生まれです。
でも家にはテレビが3台あります。

最近は夏なのに長袖が手放せなくて凹んでみたり、Tシャツで出掛けたら日光湿疹が出て凹んだり、あんまりいいことがありません。
只今、あたくしの腕は4色になっています。
CAPSULEは着々と次回公演に向けて固めてますよ。
もう。そろそろ詳細発表できる。筈。うぬ。

札幌の七夕は8月7日です。あたくしの地元(函館)は7月7日です。
札幌来るまで全然知らなかったんですけど。
7月7日前後は、天気が悪いからなんですってね。すごいな札幌。頭いいな。
そう言えば幼少の頃、七夕は殆ど雨が降っていました。
ちょっと晴れていても降ってくる。
家々を訪ねている間に友達やら自分の母が車で回ってきて、回収されてました。
道内じゃ、7月7日が七夕なのは道南だけらしいですな。
未だに7月7日になるとそわそわします。笹がない事実が悲しい。

最近密かに発足したカプセルダイエット部。
わからんくらいちょっと痩せたと思ったら、週末に元通り。
3日経ったらまた減りました。なんでだろう…。
本番までには痩せるのです。ちょっとステキに黒パンツが穿けたらいいなぁ。

あんまり変わってないかもなぁ。。。わからんくらいしか減ってないしなぁ。

先日、自宅にてカプセルの仕事をしていたところ、パソコンが動かなくなり。
作ったデータが吹っ飛ぶという大惨事に見舞われました。
午前4時の悪夢。
そんな悲しみを乗り越えつつがんばってます。

やなことで終わっちゃった。

 

 

宮田 碧 [制作] 2004.7.17
おはようございます。宮田です。
ここ最近は稽古もないので、何を書いたら良いものか…。ホント、七月に入ってから宮田は何もお仕事していないのです。(いや、いままでもたいしたこと全くしてませんが…)。
これはアレでしょうか、今現在私がものすごく身動きが取れない状況だからでしょうか。制作のみなさま、毎度毎度ご迷惑をおかけして申し訳ありません(汗)

で、先月くらいまでの稽古に宮田も参加させていただいてました。
やはり勉強になりますよ、ワークショップ。まだまだわからない事だらけ、出来ない事だらけです。頭の中身が足りてない私は覚えが悪く、言われた事がすぐぬけていってしまう上、応用がききません(汗)稽古中必死です、ほんと。
これから公演に向けての稽古になるみたいなので、またワークショップがあるときまでダイエットも兼ねて筋トレを地道にして行こうかと考えとります。ぎゃふん。

んでんで、何故今宮田の身動きが取れないかといいますと、来週学校内で行われるショーの製作に追われてるからなのです。
服飾の学校に通ってまして、毎年2年生は夏休み前に『自分で自分の服を作って学校の大教室を歩き、全校生徒の前で発表する』というショーが課題の一部となってまして。
何せ私も2年生、今年はこの身長155センチと絶対モデルなんぞできやしない私が全校生徒の前をカッコ可愛く歩かねばならぬのです。
いやー、どうしたもんでしょう。姿勢も悪い・高いヒールにも慣れてない私がデルモですデルモ。もうウォーキングの練習もせねばなりません。
何せ着るのは白ワンピースvV(爆)いいのかなぁ…ハタチになったのに…。出来かけのワンピがなかなか可愛いので、それが似合う人になれるようがんばります。
当日、緊張して笑顔がひきつらない事を願うばかり。


そんなこんなで過ごしておりまする。1年越しの公演、今から楽しみです。去年は入りたてでわからない事だらけでしたが、今年はヴァージョンアップして「使える制作」になれたらいいなーと思っとりますです。がんばるぞー。。

 

 

河田 春菜 [制作] 2004.7.3
早いものでもぅ7月なんですね、ハリーポッターももぅ公開!かなり楽しみ。絶対見に行きますo(^-^)o

お久しぶりに河田です☆皆様はこの夏の暑さに負けてはいませんか?河田は負けてます(-д-;)
何しろ余分な脂肪が多いのでバイトで動いた後にはいつも汗まみれです。老廃物が出ていっているのね私の体。
その割に体重に目立った変動がみられないのは何故でしょう(笑)いい加減痩せたぃ('д')
まぁそんなどうでもいい私事はドブに捨てましょう、稽古場日誌なのでね(笑)

さて、先日全体会議が行われました。議題は料金の事や公演の根本的な事などについて。
公演前の稽古場日誌なので教えてるようで教えてない、チラリズムですね(笑)
しかし、一般のお客様はこれはこんなに話し合って決まったのねと気付かないのではないかという事も真剣な意見の交換により、これにしようと一つずつ決定していった感じです。改めて皆のこだわりや熱意を実感した日でした。
しかし河田が会議や稽古に参加したのはこれだけな気が。。いやはやダメダメです(>д<)危機を感じますね。
最近自学にも2週間位行けてなぃし、バイト辞めたぃし、そんなの皆様とは全然関係なぃし(笑)
本当に公共の電波使ってダメさ加減丸出しですいません。精進いたします。

さて、そんなこんなで着々と次回公演に向け水面下で動いております。
その波に河田もちゃんとついていけるようにフットワークもっと軽くしますので見捨てなぃでやって下さいね。

 

 

岩渕 民里子 [音響] 2004.6.9
2004/6月第1週
ようやく「寒い」という言葉と縁の切れてきたこの頃。なんだか春をふっ飛ばしていきなり夏です。
残念ながら、我等がCAPSULEさんの公演は少しばかり予定が延びてしまいましたが、着々と、虎視眈々と皆様のツボを狙って参りますので、ご油断召されるなって事。
そんな訳でこの所は「稽古」というより「企画会議」がより多く催されているのです。
意外ときっちり話し合いなんかもしてみているCAPSULEさん。お目に掛かる迄もうしばしお待ち下さい。

さて、6月。といえば、『よさこい』だったり『神宮祭』だったり。いろいろ宴です。
私にとっては、来る夏FESに至る前哨戦の時期であり、無作為に色んなライヴを楽しみたくなる時期でもあります。
そんな私の2004年6月は奥田民生氏で始まりました。
風の爽やかな5日土曜日。ZEPP札幌は和やかなムード。
思い込みだと言われればそれまでなんですけど、私にとって民生のライヴは常にアットホームで落ち着いた感じ。
息苦しさも物欲しさも感じない日本一和むライヴを演出する男。良い意味のそぞろにならない気楽さで当日を待てる心地よさ。
昔、UNIコの頃は結構ガッツいたムードもあったりしましたが、今はすっかりFAN同士も道を譲り合う親近感ダダ漏れぶりです。
ぷら〜っとステージに現れておもむろに唱い始める彼に、オーディエンスは皆笑顔笑顔。
かけ声も老若男女問わず「たみお〜っ」の連鎖。近所のお兄ちゃんに呼びかけるが如き「たみおーかっこいー」。このユルさがイイんですよ。
しかし今回は「ソロになって10年経っちゃった」から「たまには変わった事でもしてみようか」と思ったのかしら?
ちょっと面白いメドレーソングなどを披露してくれて楽しかった。
自身の曲は当然の事としてアジアの純真からアリガトウまで様々な形で係わった楽曲を繋いで紡いだミドルロック。
民生曰く「よく聴くと物哀しい」歌詞が魅力(笑)これが適当メドレーの様でいて、実はかなりソツなく無理なく楽しめる作りの逸品。
流石は爪隠しっぱなしの鷹。そして会場中を笑いの渦に巻き込んで30ライダーに傾れ込む見事なリスト。
ウチラの前に立ってたきっちりスーツの体格のいいオッチャンが、心から楽しそうにイージュー☆ライダーをシンガロンしているのを見てアタシもすっごいHAPPYだった。
素直に楽しんで、素直に笑って、素直に感動して満面の笑みで仲間と一杯。
いつもそんな1日をたっぷり楽しませてくれる民生さんに感謝。
但し今回はアタクシ風邪気味でございまして、ZEPPさん冷房効き過ぎの2時間。その時は幸せでしたがツケを喰らいました。
たっぷり熱発。4日も寝込んでいる始末。
暖かくなったからといって酔っ払って床で寝てはいけません。ええ、いけませんとも。

 

 

小川 尚子 [演出補] 2004.5.28
どうも大江さんから紹介されました鬼ことおがわでございますー。
稽古がないんだよそりゃ決定したのは私ですが、色々あるのさ諸事情ってーんですか?
いくら鬼でも勝手きままに決めないっす。まぁいんですが。
てな訳で今回。今回も、稽古は無いのです。演出・代表・制作とで打ち合わせとかなんとかの日々でございます。
あーあんまり顔見て無い人もいるなぁ。元気かねぇ、みなさん。
稽古中止が急きょ決まったとき、あぁ携帯電話って便利だねーと思ったよ。すーぐ連絡とれたし。
なんかでもあれだぁね、すぐできて便利っつうのはなんだかものごと軽くなりますな。
易いっつうか。まー便利・簡単ちゅうのはそういうことだしね。しょうがないんすな。
しょうがないんすかな。

さて、稽古ありませんでした、おわり。じゃあなんだかと思うので、個人的な近況を勝手に書きます。
現在パソコンの基本的な操作をば習っているのでありまして、やっとこブラインド・タッチなんぞをつかんだのですが、つかんだばかりなんでまぁ遅い遅い。こんな速度はブラインド・タッチとは言えません。日々練習です。
習っているのはwindowsで家はMacなんでややこしいですが、まーどっちも覚えてせいぜい使いこなしてやるぜ。前向きにいくぜ。色々違っててまーおもしろいっす、実際。
書いてみたけど、みじか。あ、終わっちゃったけどドラマ『菊亭八百善の人々』、とてもおもしろかったっす。衣装もモダーンでした。あぁお笑い番組やたら増えたけど、内容薄くね?NHKの特番もすげーつまらんかった。無駄なクイズやる暇あったらネタ見せろよなー。年始にやった特選・日本の話芸4時間一挙放送は素敵だったのに。

そんな繰り言で終わり。